Cisco Jabber をアンインストールしてもOutlookでプレゼンスが表示されなくなる

Lync/Skype for Business がインストールされているPCに Cisco JabbberをインストールするとOutlookのプレゼンスはJabberからの情報を参照する。
不要になったCisco Jabberを削除してもOutlook プレセンスがおかしくなったまま。アンインストールの過程でほぼすべてのレジストリーを削除するが、次の項目だけは手動で消す必要があるっぽい。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\PersonaMenu]
“EnablePresence”=dword:00000001

このEnablePresenceがあると、メール受信時に、CCフィールドのプレゼンスアイコンだけが表示されないという地味な不具合が発生する。

Lync Server,Exchange UMに接続するためのIOS-GW設定

dial-peer voice 1 voip
tone ringback alert-no-PI
destination-pattern 5501….
rtp payload-type comfort-noise 13
session protocol sipv2
session target ipv4:10.5.2.200:5068
session transport tcp
dtmf-relay rtp-nte
codec g711ulaw
fax protocol none

451 4.4.0 Primary target IP address responded with: “451 5.7.3 Cannot achieve Exchange Server authentication.”

社内に設置したExchange Server 2010 ハブトランスポート間でメールルーティングができない場合は、ESMTPのAuthおよびAuth loginが成功しているかを確認する。

Cisco ASAはデフォルトでこれらのコマンドをフィルタしてしまうため、明示的にASAの設定変更を行わないとメールルーティングが失敗してしまう。この場合、キュービューアでは次のように表示される。

リモート Active Directory サイトへの SMTP リレー
451 4.4.0 Primary target IP address responded with: “451 5.7.3 Cannot achieve Exchange Server authentication.”
Attempted failover to alternate host, but that did not succeed. Either there are no alternate hosts, or delivery failed to all alternate hosts.”

Cisco ASA/PIXではno fixup protocol smtp 25 コマンドを実行することで解決可能だ。なお通信経路上のすべてのASAでこのコマンドを実行する必要があるので、冗長経路があるネットワークでは忘れずにすべてのデバイスで設定を行うこと。

出典:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd277550(EXCHG.80).aspx

Exchange 2010 のMWIをCUCMで受信する

Exchange 2010から実装されたMWIメッセージの通知をCUCMで受け取るためには、SIPトランクセキュリティプロファイルで「未承諾NOTIFYの許可(Accept Unsolicited Notification)」にチェックをつける。あとはSIPトランクにプロファイルを割り当てればOK。電話機がSIPでもSCCPでもかまわない。なお、Cisco UnityのようにMWI専用のDNも必要ない。
 
 
<<Exchange UMからCUCMへのSIPメッセージ>>
NOTIFY sip:2001@192.168.1.66:5060;user=phone SIP/2.0
FROM: <sip:DC.example.com:5065;transport=Tcp;ms-opaque=7a5474f667fe0db1>;epid=A19E634C43;tag=64f3b9175
TO: <sip:2001@192.168.1.66:5060;user=phone>
CSEQ: 65 NOTIFY
CALL-ID: 2529d1aa6ebd491eace0dfc9af5f4b04
MAX-FORWARDS: 70
VIA: SIP/2.0/TCP 192.168.1.200:23884;branch=z9hG4bK60dd8448
CONTACT: <sip:2001@192.168.1.66:5060;user=phone>
CONTENT-LENGTH: 99
EVENT: message-summary
SUBSCRIPTION-STATE: terminated
USER-AGENT: RTCC/3.1.0.0
CONTENT-TYPE: application/simple-message-summary
Messages-Waiting: yes
Message-Account: sip:2001@192.168.1.66:5060;user=phone
Voice-Message: 2/2
 

CUCM on VMware

CUCM自体はVMwareで動作させることができるが、AMDマシンからでは、新規にCUCMをインストールすることはできない。インストールの途中でハングしてしまう。これはインストーラがによって検知されたCPUが「athlon」であるにも関わらず、CUCMのインストーラが参照するファイル/フォルダ名が決め打ちで「x86」となっているから。
/lib/modules/cm_ipvms/2.6.9*.EL.athlon を作ってあげれば対処可能だが許諾違反であることは言うまでもない。
ちなみに、Intelマシンで作成した仮想イメージをAMDマシンで動作させることは可能である。
 
 

Cisco IP CommunicatorでTFTPサーバーアドレスが変更できない場合

CIPCの[Preference]-[Network]タブのTFTPサーバーアドレスを変更しても反映されないことがある。この場合は以下のレジストリキーのVal3およびVal5を空白に書き換えてCIPCを再起動すると、初期状態となるので、改めて新しいTFTPサーバーアドレスを入力すればOKだ。
 
Windows Registry Editor Version 5.00 
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Cisco Systems, Inc.\Communicator\Device\device.settings.config.callmanager.callmanager1.address]
"val0"="cip.props.StringProperty"
"val1"="device.settings.config.callmanager.callmanager1.address"
"val2"=dword:00000002
"val3"=""
"val4"=dword:00000000
"val5"=""