「このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する」がグレーアウトする

Windows 7のVirtual PCで「統合機能」が有効になっている場合、リモートデスクトップ接続が自動的に有効になる。統合機能はリモートデスクトップ接続を使って、クリップボードのリダイレクトなどを行うので一般的なユーザーには便利な機能だろう。ただし、一部のサーバーアプリケーションではリモートデスクトップ接続が有効なっている場合、インストールやサービスの起動もできなくなることがあるので注意が必要だ。以前のVirtual PCで作成した仮想イメージを使うときなども落とし穴となるだろう。統合機能が有効になっている場合、コンピュータのプロパティでリモートデスクトップ接続を無効にすることはできない。チェックボックスがグレーアウトしているためだ。
 
対処方法としてはローカルポリシーの管理[gpedit.msc]で「ユーザーがターミナルサービスを使ってリモート接続することを許可する」を「未構成」または「無効」に変更する。