「このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する」がグレーアウトする

Windows 7のVirtual PCで「統合機能」が有効になっている場合、リモートデスクトップ接続が自動的に有効になる。統合機能はリモートデスクトップ接続を使って、クリップボードのリダイレクトなどを行うので一般的なユーザーには便利な機能だろう。ただし、一部のサーバーアプリケーションではリモートデスクトップ接続が有効なっている場合、インストールやサービスの起動もできなくなることがあるので注意が必要だ。以前のVirtual PCで作成した仮想イメージを使うときなども落とし穴となるだろう。統合機能が有効になっている場合、コンピュータのプロパティでリモートデスクトップ接続を無効にすることはできない。チェックボックスがグレーアウトしているためだ。
 
対処方法としてはローカルポリシーの管理[gpedit.msc]で「ユーザーがターミナルサービスを使ってリモート接続することを許可する」を「未構成」または「無効」に変更する。 
 
 

HotmailアカウントをOutlook 2007で設定する

Outlook 2007の自動構成を使ってHotmailアカウントの構成情報を検出することはできないため、手動での設定が必要になる。
 
1. サーバーアドレスはpop3.live.com, smtp.live.comと入力。アカウントはメールアドレスと同じものを入力。その後、[詳細設定]をクリック。SPAはあってもなくても構わない。
 
2.SMTPサーバーへのアクセスには認証が必要になる。
 
3.POP3サーバーのポート番号は995SMTPサーバーのポートは587とする。なお、SMTPはTLSによる暗号化通信を行うため、暗号化の種類を[TLS]または[自動]にしておく。
 
 
これでOK。
ちなみに、自動構成で使用するマイクロソフト側のサーバー証明書の設定がおかしいのは気になるところである。